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トゥモロー&コンサルティング株式会社

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2019/08/27
「予防歯科」はどこまで通用するのか?
カテゴリ:事業戦略 , 広告宣伝 , 患者満足度 , 開業 , 集患

医療コンサルタントの大谷です。
今日は歯科の院長から良く質問のある「予防歯科の歯医者にしようと思う」について
患者からの「予防歯科」に対する意識はどうなのか?についてお話します。

 

予防歯科はいまや「標準的な診療内容」

予防歯科という言葉はこの3年で大きく拡がりました。
予防歯科という言葉を使う主な理由は「定期健診の患者さんにシフト」という意味合いが強かったと思います。

 

歯科医院経営でドクターの治療チェアを増やすよりも、歯科衛生士の予防チェアを増やすほうが
安全で安定的な経営環境を作れるのは事実です。

 

また、日本も欧米諸国に追随して「予防歯科の重要性」を歯科医療従事者が強く思うようになった背景もあります。
治療するよりも、虫歯にならないほうが医療として正しいと考える人が増えたという事ですし、
その方法や材料、薬などの情報も日本に目立つように入るようになったと思います。

 

患者さんが感じる「予防歯科」とは

医療者の意識の高さからすると患者さんが予防に対する意識はまだ低いのが現状です。

何度も歯医者に行かされる。と思っている患者さんも多くいます。
それはそのはず、「痛くなったら行くのが歯医者」と思っている人からすれば当然なことです。

つまり、患者さん自身が予防歯科の重要性や自分に対するメリットを理解していないのが現状だというわけです。
では、これからの歯科医院はどうしたらいいのか?

 

歯科医院は当然今後も「予防歯科」をうたう必要がある

私が大切にしている考えは「経営よりも医療としてどうか?」を先に考えることです。

医療機関の役割は治療だけではなく「啓発を通じて人々を健康にする」のも役割だと思っています。
ですから、今後も「予防の重要性」は伝えていくべきですし、
予防に対する意識を高める責任があるのも医療機関だと思っています。

 

とりあえず載せておこうという「予防歯科」よりも
がっつり「予防歯科の重要性」をHPや院内、患者さんとのコミュニケーションに取り入れるべきだと思っています。

過去何十年も保険点数の改定や様々な市場の変化に経営は左右されましたが、
結局「医療として正しい事をしている」ところが最終的にはローリスク・ハイリターンだった気がします。

 

予防歯科がスタンダードになってから本当の競争が始まる

今は予防歯科を載せておこうくらいの競争力しかありませんが、
いずれ患者さんが「予防歯科」を理解した時は、こぞって歯科医院の「予防歯科力」を検索すると思います。

この歯医者さんはいつから予防歯科に力を入れているのか?
どんな取り組みをしているのか?
メンテンナンス、クリーニング、定期健診のやり方は?
歯科衛生士のスキルはどうか?

 

なんてことが、歯科医院選びのポイントになってくる時代も近いと思います。
現に、意識の高い患者さんは引っ越したら「定期健診先」を探します。

 

先見の目をもって今、どうするか?
が、院長の仕事かもしれません。