弊社は創業12年の中で少しずつ理念を更新しつつも
「待ち遠しい明日を創る企業」として経営し、
医療事業部では「医者では無いが患者を減らす」というミッションを立て、
「人生の充実感を大切にしながら働く」という行動指針を持ち運営してまいりました。

弊社の主力商品である代表の大谷武史が休暇を取得することは
クライアント様やお取引様に多大なご理解とご協力を頂くことが必要となりますが、
弊社の10年先、日本の10年先を考えて、決断させて頂きました。

多くのクライアント様、取引先様のご理解とご協力に多大なる感謝を申し上げます。

８月、９月、１０月とご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

がっつり休まないフレキシブル育休

育休というと完全な休暇をイメージされますが、
今回は１日または週の一部をお休みさせて頂く育休を取らせて頂きます。

例えば
朝少し遅めの出勤と早めの退勤
あらかじめ予定している平日のお休みなど。

完全に現場から離脱するわけではないので、
現状のクライアント様にできる限りのご迷惑をおかけしないように致します。

オンラインを活用した働き方へ

オンライン会議を利用してお打合せをさせて頂ければ幸いです。

対面が必要なことも大いにありますが、
対面でなくても良いという場合はぜひご検討頂ければ、
積極的にお打合せ等に参加することができます。

産後はともかく産前の育休とは？

今回、私の家庭に双子を授かりました。
上の子がいる場合は臨月に近づくにつれて母親がこんなにも大変だとは思いませんでした。

妻が安心して妊婦でいられるためにできること。
今回、コロナ禍により妻が入院すると約１か月以上を子どもは母親に会えません、
子どもが今までに近い愛情を受けながら生活をするためには産前にこそ育休を取る必要があると思いました。

もちろん、産後も家族の負担を減らし安心を増やせることを目的にします。

休むことが目的ではなく「人生の充実」が目的

育休とは会社を休むことではないと思っています。

本当は仕事もやりたいですし、家族の負担も減らしたいです。
両立できたら最高だと思っています。

しかし、こうしたことはトレードオフの関係な部分もあると感じています。
休むことが目的ではなく、家族が幸せであることを目指します。

もっと具体的に表現するとしたら、
そうすることが「私の人生において最高の充実感を得られる」ため決断しました。

１０年先の働く人のために

今回の育休を社員に相談したところ全員大賛成してくれました。
心より感謝していますし、経営をしていく中での勇気にもつながりました。

世間に関しては賛否両論でもありました。

この１０年でコンプライアンス、ホワイト企業、ジェンダー、働き方改革、SDGsなど様々なキーワードが企業を取り巻いています。

流行り言葉に乗せられる必要は無いという意見も頂きます。
しかし、確実に社会の価値観が変わってきていると思います。
安定した人口減少時代と情報化社会は価値観の多様化や大きな変化をもたらすと感じています。

こうした社会の変化に適応するために、一つずつ変化に挑戦することにしました。

私が目指すことは

トゥモロー＆コンサルティングができるなら、うちもできるんじゃないか？

と、経営者が思って頂き、
多くの働く人たちが「自分の幸せのために行動できる」
選択肢が増えたらと願っています。

前例が無いと弊害が生まれるが未来に挑戦しプラスに変える

今回の育休という挑戦と決断により、営業面においてリスクや損失も生じています。

しかし、２年前にオンライン化、３年前に時間革命、５年前にリベート営業からの離脱、６年前に業界のしきたりや団体所属などからの離脱など様々な挑戦をしてきました。

今までにないことをやるという事は、今まで通りが良い方からすると困ることになります。
ご迷惑をおかけしてしまうことは、心から申し訳なく思います。
しかし、今回も同じようにリスクと損失を取りながらも、未来にかけていこうと思います。

少なくとも現在、弊社はコロナダメージを抜けば、大きな右肩上がりになっています。
今回の決断も企業の成長、社員の幸福、クライアント様への質の高いご支援、お取引先様との質の高い協業、そして社会への貢献に通じるものだと信じて前進致します。

前進し成長することで弊社が社会にとってプラスの存在になることを目指します。

今後ともトゥモロー＆コンサルティング株式会社をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

トゥモロー＆コンサルティング株式会社
代表取締役　大谷武史