売上が億を超える院長が実施している企業的経営とは
表現がダイレクトですいません。
売上がすべてではありませんが「規模」を表現する良い指標として
歯科なら1億、医科なら2~3億を超える院長先生が実施している経営手法。
特に企業としてしっかりと経営を固めた「医療の企業的経営」を実施されている共通点をご紹介します
それぞれについては詳しく別のブログで記載しますが、
まずは大きくこんなことを実施しているというのをご紹介します。
最初に行ったのは「労務整備と就業整備」
医療はどこまでいっても「人」に左右されます。
製造業なら機械、飲食店だったらキッチンや料理人。
機械が壊れたり・・・料理人がいなくなったらアウト!
医療も同じだと思います。
労務と就業ルールをつくることで働きやすい職場を守り
その「人」のポテンシャルをしっかりと引き出し、
不安定になるような事をしないようにするのが労務の役割。
広告や宣伝、「伝える」仕組みをしっかりつくる
一番、驚かれるのは「広告宣伝費の多さ」かもしれません。
億円プレイヤーの方は「億超えは簡単、広告宣伝費の度胸」と言います。
まさにその通り。
HPにはお金をかけています。
看板にもお金をかけています。
院内の掲示物や配布物にもお金をかけています。
何ができるか?どんな時いくべきか?分からなければ
患者さんは来ません。
実はとてもシンプルなことかもしれません。
スタッフ教育にコスト(時間・労力・お金)をかけています
例えば価値観を合わせたり、情報を共有する会議をしっかり行っています。
学べ成長する喜びを持てる仕組みがあります。
それが、いずれ「学ぶ社風」に変わっていきます。
税理士・社労士・コンサルタントは医療に強い人を置いています
医者と言えども得手不得手があるように専門家もあります。
医療経営の経験があり強い専門家をそばに置いています。
そして、自分でやるのではなく、専門家に聞いています。
お金は良く使い、よく借りています
借金は怖いものですが、経営とは投資と回収です。
お金で時間を買うようなものだと思います。
借金王かもしれません。
そして、お金には細かいですが、ケチではありません。
一般企業の経営者と同じように、投資感覚を育てています。
当たり前のことを「しっかり」と
おそらくやったほうがいいなと思うことはしっかりとやっています。
私はこれを
『急がば回れ』
『一事が万事』
ですね!と院長とよく言っています。
きっとそういった「ちゃんと感」が大切なのだと思います。