医院の体制を強化、開業するなら「人の整備がカギ」
弊社の相談内容は結果的に人の問題になるのが7割近くを占めています。
患者集めも待ち時間対策も結果的に人の問題につながっているケースが増えてきました。
その人の問題、いったいどう対応するべきなのか?
◉就業規則 ◉服務規律 ◉マニュアル
この3点を作る大切さをご説明します。
人問題の表面的な部分
今いる職員の関係性が良くなり、みんな真面目に働いてくれたらいい。
その為に、色々と研修や仕組みを導入します。
それでも、改善しきれないことがたくさんあります。
最大の理由は人手不足によって
「背に腹は代えられない」
だから、そのワガママを許し、厳しく指導することが出来なくなります。
また、今まで優しかったのに、厳しくなるのは納得感がない。
今まではやらなくてよかったのにやるのはめんどくさい。
こうなると、職員の不信感やムードの低下が起きます。
人問題の深層的な部分
もしも、いつでも採用が出来るなら、厳しく指導することもできますし、
ルールを守らせることもできるかもしれません。
そもそも。
問題となるような職員を採用しなければいい。
または、採用した後にしっかりと規律を守り育てていればこんなことにならなかったのかもしれません。
つまり。
最初が肝心
ということをお伝えしたいのです。
最初さえしっかりしていれば7割のことはうまくいく
まず労務。
労働のルールです。これがしっかりしていれば賃金や休み働く時間で曖昧な期待を持たせずに、しっかりと対応できます。
そして服務規律
働くモラル的なルールです。やっていい事、悪い事を明確にすることで、
ここでの「モラル(常識)」を統一すれば、個々の価値観に左右されてもめなくて済みます。
最後にマニュアル
業務や過ごし方のルールです。
やり方を統一することで、様々なところから転職してきた人の「善意」を悪意なく統一することが出来ます。
みんなが良かれと思っていることでも、やり方が違うともめてしまいます。
ここでの「正しさ」を見える化します。
後からではなく最初にが肝心
これが後からでは、納得感がありません。
後からでは、仕事が増えたように思えますし、ルールが厳しくなったように思います。
最初だからこそ、「こんな感じなんだ」で済まされます。
これが最大のポイントです。